人事労務ニュース
人事労務ニュース

文書作成日:2016/06/14

ハローワークを通じた障害者の就職件数が7年連続で過去最高に

 平成25年4月より障害者の法定雇用率が2.0%(民間企業の場合)に引き上げられたことから、障害者雇用に積極的な取組みをする企業が増加しています。先日、厚生労働省より公表された平成26年度の障害者の職業紹介状況の取りまとめの資料はそれを裏付ける内容となっています。今回はこの内容について見ておきましょう。

1.障害者の就職件数
 ハローワークへの新規求職申込件数は187,198件(前年度179,222件)となっており、対前年度に比べ7,976件、4.5%増加しています。これに対し、障害者の就職件数は90,191件(前年度84,602件)となっており、対前年度に比べ5,589件、対前年比6.6%増加し、7年連続で過去最高を更新しています。また就職率は、48.2%と前年度に比べ1.0%上昇した形となっています。
 就職件数の推移を見てみると、下図のようになっており、特に精神障害者の就職件数が大幅に増加していることがわかります。

<図表>

2.産業別・職業別の就職状況
 産業別に就職状況を見てみると、就職件数全体(90,191件)のうち「医療、福祉」が33,805件と全体の3割強を占めており、「製造業」11,933件、「卸売業、小売業」11,577件と続いています。
 また職業別に就職状況を見てみると、「運輸・清掃・包装等の職業」が31,393件と3割強を占めており、「事務的職業」18,469件、「生産工程の職業」11,599件、「サービスの職業」10,819件と続いています。障害種別の就職状況では、身体障害者については「事務的職業」(7,542件、全体の26.9%)、知的障害者については「運輸・清掃・包装等の職業」(9,718件、全体の48.7%)の割合が、他の障害種別に比べて高い状況となっています。

 平成30年4月からは精神障害者も法定雇用率の算定基礎の対象になることが決まっており、法定雇用率の引き上げが予想されます。障害者の採用はかなり厳しい状況にあるため、早めに障害者雇用の計画を立て、具体的な取組を行っていくことが望まれます。

■参考リンク
厚生労働省「ハローワークを通じた障害者の就職件数が7年連続で増加/精神障害者の就職件数が身体障害者の就職件数を大きく上回る」


※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。

  Pマーク100ROBINS

 null
社労士法人ジェイズ事務所
〒151-0053
東京都渋谷区代々木2-26-5
     バロール代々木206
 TEL:03-5365-2355
 FAX:03-5365-2356
 
 

電子申請


個別労働紛争

リンク

パワハラ

こころの耳

マイナンバー

ROBINS